キャリア開発を通して
組織を活性化する
コンサルティングファーム

根拠に基づく細やかな施策で、お客様と共に伴走。
一人ひとりの働き甲斐を創出するキャリア支援を軸に、
人材課題を解決いたします。

キャリア支援について

2025年05月10日 セミナーのお知らせ

【受付中】令和7年度「キャリア・シフトチェンジのためのワークショップインストラクター養成研修」

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株式会社アビライト,コンサル

わたしたちの思い

人が輝けば、組織が輝く

人が輝けば、組織が輝く

労働人口の減少や働き方の多様化によって労働環境が流動する社会。
組織の持続的な成長には、計画的なキャリア支援が欠かせません。
「人が輝くと、組織が輝く」をスローガンに、
私たちは一人ひとりの潜在的な能力に光をあてるための具体的な施策をご提供します。

アビライトについて

働くすべての人が輝くために

キャリア支援を軸とした
私たちのサービス

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お客様との
信頼関係を大切に

再就職の不安や迷いをすべて受け止め
仕事への向き合い方も変えてくれました

三澤智恵 様

再就職の不安や迷いをすべて受け止め
仕事への向き合い方も変えてくれました

大手ITファームで活躍されていた三澤様。退職後のブランクを経て、「自分はまた働けるのか」と葛藤していた時期に、アビライトのキャリアカウンセリングを受けました。自らの気持ちと向き合うなかで、「再び働きたい」という前向きな思いを取り戻す過程をお話しいただきました。

お客様名

三澤智恵 様

年齢

40代

ご職業

ITコンサルタント

ご依頼内容

キャリアカウンセリング

10年間全力で走り続けて疲弊し退職

新卒で外資系の大手ITコンサル会社に入社し、約10年コンサルタントとして働いていました。シニアマネージャーにも昇進しましたが、多忙さに加え、仕事に完璧さを求めすぎる性格から、心身ともに疲れきってしまい退職。その後、家族の転勤で地方へ引っ越し、専業主婦として過ごしていました。しかし数年後、再び東京へ戻ると、次第に「もう一度働いてみたい」という気持ちが芽生えてきたのです。

アビライトのカウンセリング姿勢に共感

ただ、前職を辞めた経緯から、再び働きに出ることに強い不安がありました。家族や友人への相談だけでは不十分だと感じ、「きちんとカウンセリングしてくれるプロに相談したい」と思い、キャリア支援サービス等を探しました。
その中で、アビライトに興味を持ったのは、安部さんの考え方やカウンセリングに対する姿勢がとても誠実で信頼できると感じたからです。他にも何社か試しましたが、「本気で話を聞いてもらえる場所」でなければ意味がないと思い、最終的にアビライトに申し込みました。

真摯に話を聞いて自分を理解してくれる

最初のカウンセリングでは、何回かに分けて、これまでの経歴や「働きたい」という気持ち、反面にある不安や迷いなど、自分の気持ちや考えをお話しました。安部さんは途中で話を遮ることなく、真摯に耳を傾けてくれました。
「真剣に自分のことを理解し、考えてくれている」と感じたのは、毎回カウンセリングの最後に頂くコメントでした。自分の考え方の癖や、ストレスの要因などを「こういうことを負担に感じているのでは?」と言語化してくださり、その上で次のステップを一緒に考えてくれました。
当時、私には「正社員として働くこと」への不安がありました。それを理解したうえで「最初の一歩として、短期の派遣など無理のない形で始めてみては」と提案してくださいました。そこで実際に、短期の仕事を何社か経験しました。すると自分の気持ちが少しずつ「やれるかわからない」から「やってみたい」に変わっていったのです。

性格を考慮した適切なアドバイス

正社員を目指そうと決心し、元のコンサル業界に戻るのか、違う道を選ぶか迷ったときも、再び安部さんに相談しました。安部さんは「どちらでも大丈夫」と背中を押してくれ、むしろどんな仕事であっても、のめり込みすぎない働き方をするようアドバイスしてくださいました。
現在は、DX関連のスタートアップ企業で正社員として働いています。今では、仕事で無理をしているように感じたときは、安部さんのアドバイスを思い出し、一度立ち止まるようにしています。以前の私なら「もう少しやれるはず」と無理をしていたと思います。これは、アビライトのカウンセリングで得た、最も大きな学びかもしれません。

働き方で迷ったらぜひ相談してほしい

キャリアについて相談する場は世の中にたくさんありますが、転職エージェントのように企業側の事情も考慮せざるを得ないところと違い、アビライトは“相談者の人生”に寄り添い、丁寧に耳を傾けて一緒に考えてくれます。これから先の人生で、もしまた新たな選択をしたいと思ったときには、また安部さんに相談したいと思います。「働くことに迷いがある」「今のままでいいのか分からない」と感じている方は、ぜひアビライトを訪ねてみてほしいと思います。

当社コメント

最初のカウンセリングからフォロー面談まで、約2年間にわたり三澤様と伴走させていただきました。再就職に向けて強い希望や制約がなかった分、選択肢が広く、同時に迷いも多かったことと思います。新卒から大手企業でキャリアを重ねられた三澤様ですが、“助走期間”と位置づけた再就職までの時間の中で、これまでと異なる仕事の世界を前向きに楽しんでいらした姿が印象的でした。
多様な働き方や興味のある業務を体験される中で、自分に合う働き方を模索され、徐々に方向性を絞っていかれました。再就職から半年後の面談では、お仕事への自信と充実した日々の様子が画面越しからもはっきりと伝わり、即戦力として活躍されている様子が目に浮かぶようでした。
これからも三澤様らしいペースで、着実にキャリアを築いていかれることを心より応援しております。節目の折には、ぜひまた近況を聴かせていただければ嬉しく思います。

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「誰もが輝いて働ける企業」実現のための
人材ビジョン策定や人事・組織改革を支える

株式会社世田谷サービス公社

「誰もが輝いて働ける企業」実現のための
人材ビジョン策定や人事・組織改革を支える

世田谷サービス公社様は、区の外郭団体として公共施設の維持・管理や施設内の飲食サービス施設運営、高齢者・障害者雇用推進、区のICT支援、コミュニティFMの経営などを行っています。アビライトでは接遇研修をきっかけに、人事制度・組織改革や経営基本方針の策定や実行支援をお手伝いさせていただいています。同社の岡田篤社長にその経緯や感想をお聞きしました。

お客様名

株式会社世田谷サービス公社

社員数

約800人

所在地

東京都世田谷区

関連URL

プロジェクト活動レポート

ご回答者様

代表取締役 社長 岡田 篤 様

ご依頼内容

人事制度課題整理/再構築計画策定、評価制度改革、定年制度再構築、階層別/マネジメント/ビジネス系研修企画設計

接遇研修から人事・組織改革へ

――アビライトとのこれまでの関わりを教えてください。

岡田: 私が社長に就任したのは2021年ですが、それ以前の2016年から世田谷サービス公社はアビライトさんの接遇研修を受けるなど、つながりがありました。その後も中長期の人材育成計画の策定や、女性活躍に関するプロジェクトを進めるにあたり、社員が主体の議論で「こんな会社にしたい」という声をあげる動きがあり、継続してアビライトさんにもお手伝いいただきました。私も社長就任後に、それらの資料を見て非常に有意義で面白い取り組みだと感じ、安部代表に「ぜひ本格的に一緒にやりましょう」とお願いして、2022年から人事制度改革をコンサルティングいただくことになりました。

――社長に就任されてどんな課題を感じられましたか。

岡田: まず強く感じたのは、人事制度が実際の組織にそぐわないなと感じる構造になっていたことです。当社は世田谷区の外郭団体として、区出身でキャリアを重ねる方もいますし、プロパーの社員も多く活躍しています。そして雇用形態も正社員、契約社員、パートタイム等と多様です。しかし、それぞれが別の人事制度のもとで働いていました。そして、現場では非正規従業員の方々が戦力になっているという場面も多い状況でした。この雇用形態による評価や処遇の格差が、組織全体の一体感や、従業員のモチベーションに悪影響を及ぼしているのではないかと考えたのです。

変革のビジョンや道筋への的確なアドバイス

――具体的にどのような改革に取り組んでこられたのでしょうか。

岡田: 最初は現状把握から始めました。人事に詳しい社員と一緒に、従業員の属性を年齢軸と報酬軸でマッピングし、制度上の課題を可視化しました。そのうえでプロジェクトを発足させ、アビライトさんと月1回の定例会を中心に、テーマごとに議論を重ねていきました。特に人事考課制度や等級制度の設計、スピード感をもった見直しが必要な状況において、アビライトさんからの分析や提案が非常に的確で、制度の本質を学びながら前に進むことができ、給与制度の改善など、優先順位を整理して改革に着手しました。

――アビライトからの提案やサポート内容はどのようなものでしたか。

岡田: まず「この会社ではどんな人材に活躍してほしいのか」という人材ビジョンを創るべきだという提案をいただいたのが印象的でした。「どんな人材になってほしいか」「どんな人を、将来的に採用していきたいのか」を本社と現場の両方で構想を練った上で、それにふさわしい人事制度を組み立てていく。この順番が非常に重要であり、納得感も高いものでした。
 このビジョンに従って“誰もが輝いて働く企業”を目指すための人事制度の再設計を行いました。例えば就業年数にしばられず、「20代でも役職者になれる」といったような、先例のない昇格基準の大幅な見直しを実施しました。また、定年制度も大胆に変更しました。区の基準にあわせて段階的に引き上げるのではなく、アビライトさんの助言により一気に65歳定年へ移行しました。そして個人のライフプランに応じ、60歳での退職や再雇用希望など個人が複数の働き方を選べる制度を設けました。これにより社員の納得度も高くなり、スムーズに制度を移行できたと思います。

「常に隣にいる」ような伴走型支援

――アビライトの支援姿勢で印象に残っていることは。

岡田: 最初に「私たちが隣に机を並べていると思ってください」という言葉をいただいたことが、大変ありがたかった。その言葉通り、常に私たちとともに伴走するスタンスを貫いてくれています。実際に定例会などで議論を深めるだけでなく、時には「ここまでは期待していなかった」と思うようなことまで踏み込んで対応し、必要なことは何でも力を惜しまずやってくださることに驚きました。その最たる例が、全従業員を対象に行ったサーベイ(アンケート)の分析です。公表にあたって、記述内容の重要度を精査して、非常に短期間で的確な分析と提案を出していただきました。あの仕事の質の高さとスピードは今でも印象に残っています。

――改革を進めていく中で、難しさを感じたことはありましたか

岡田: やはり、社員の中には改革による変化を受け入れるのに時間がかかる方もいました。大手企業のコンサルティングをメインにしているアビライトさんの提案に「そんなに性急に進めて、大丈夫なのか?」と戸惑う声もあったことは事実です。しかし、アビライトさんには常に「従業員との対話」を重視していただき、トップダウンで押しつけるようなことはありませんでした。先ほどお話ししたアンケートでも、通常は公開しない自由記述の意見まで含めてオープンにしたことで、従業員の間にも自分たちの声で「制度は変えられるんだ」という感覚が徐々に浸透していきました。このような経験を重ね、私自身も「従業員との対話」を重ねることの大切さを感じていますし、組織の中の課題解決には不可欠だと思っています。

自主的な議論を引き出し新ビジョンを策定

――2025年からは新たな経営基本方針がスタートしました。

岡田: 世田谷区の基本計画が7年単位になったことに合わせ、当社も「区や区民にとって必要とされる存在であり続けるためには、何をしなければならないか」をテーマに据えた、7年間の経営基本方針を策定しました。ここでもアビライトさんの支援を受けました。特徴的だったのは、コンサルティング会社にありがちな「用意されたビジョンを当てはめる」のではなく、管理職・プロジェクトメンバーたちとアビライトさんを交えて何度もワークショップを重ねて、目標や求める人材像も含めて自らの言葉で考え、議論してつくり上げたことです。その過程でもアビライトさんは、必要以上に口を出すのではなく、例えれば「白紙とマーカーを渡すので自由に描いてください」というようなスタンスで支援役に徹し、あくまでも自分たちで考え抜くプロセスを尊重していただきながら、うまく議論をファシリテートしてくれましたし、私たちの想いを「それは、こういうことですよね。」と明確化してくれました。これは非常にありがたく、私たちにとっての自信と納得感につながったと思います。


――改革の成果として現場ではどのような変化が見られますか。

岡田: まだ道なかばですが、こうした一つ一つの取り組みの積み重ねによって、従業員の「制度は変わらないもの」という固定観念がなくなり、「変えられる」「動かせる」という意識が芽生えてきたことが、大きな一歩だと思います。もちろん実際に運用が始まると、いろいろと新たな課題や戸惑いが出るかもしれませんが、それも含めて当社で働く一人ひとりが、自分の叶えたい働き方や成長を考える機会になると考えています。

今後も改革を後押しするパートナーとして協力を

――最後に、今後のアビライトに対する期待をお聞かせください。

岡田: まずは現在進行中の人事考課制度をきちんと運用し、定着させるところまで一緒になって伴走していただければと希望しています。そして、特に施設の現場で働く800人のスタッフが、さらに能力や資質を発揮できるような制度設計にも挑戦したいと考えています。高齢者、障害のある方々を含め、多様な人材が活躍できる環境を整えていきたいと考えています。それが、組織としての強みになります。
 当社のような中規模の従業員数においては、柔軟な制度づくりに挑戦できる組織規模です。しかし、人事制度を動かすには専門知識と知見が必要です。しかし専門家等を採用することは難しいのが現状です。だからこそ、必要な専門領域のプロであるパートナーが「机の隣」でいつでも支えてくれる存在になってくれるのは、本当に心強いことです。これからも当社だからこそできる「独自の組織づくり」、「ユニークな組織像」の実現を、アビライトさんと一緒になって目指していけたらと思っています。

写真:制度改革に取り組む、プロジェクトメンバーの皆さん
(インタビュアー:外部ライター 津田)

当社からのコメント

世田谷サービス公社様とは、約9年間のお付き合いになります。今回取材をお受けいただいた岡田社長の就任を経て、組織・人事制度改革のスピードが更に増しました。インタビューの中で、「従業員一人ひとりが更に会社への愛着を持つことで、会社は成長・発展していく」と語ってくださいました。その言葉の通り、トップダウンではなく組織主体で、一人ひとりのキャリア形成に必要な制度構築に真摯に取り組まれています。毎月の戦略会議の中で、意見がぶつかりあい議論になることも、「それこそが本当の意味での組織力を高めるための大切なプロセスである」と考え継続されている、世田谷サービス公社様。
「働く人々が自身の力に気づき、互いを高め合う環境こそが、組織を強くする」──この共通のビジョンのもと、ともに歩ませていただけることは、私どもにとっても喜びであり、やりがいです。今後も、一人ひとりが輝く組織づくりへの挑戦に、良きパートナーとしてお力添えできるよう、精一杯努めてまいります。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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アビライトの強み

実際の研修に携わる講師がヒアリングから立ち会うなど、細やかな対応が他社にはない特徴です。
業種、組織規模、民間・官公庁の区別なく、さまざまな実績がございます。

組織から個人までフルサポート

私たちは、コンサルティング・研修・カウンセリングをワンストップでご提供します。お客様の特性やお悩みを根底から理解して、制度構築から実行までサポートすることで、効果的かつ施策がバラバラになることがありません。

  • パートナー型
    コンサルティング

    理想のゴールを描き
    プランを作成

  • オーダーメイド研修

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    研修などの施策の実施

  • キャリアカウンセリング/
    パーソナルレッスン

    個人レベルの課題まで
    丁寧にフォロー

学術的根拠に基づいた
独自メソッド

能 力 × モチベーション = パフォーマンス

代表の安部は、感性工学の研究者です。アビライトの手法は心理学・脳科学など学術理論をベースとしています。感性工学は、これまで定性的と考えられてきた人の感性を科学的に定量化し、さまざまな分野に生かす学問です。日本から発信され、世界から有用性が注目されています。

一つの案件を専属が担当します

施策がバラバラにならないよう、1社ごとに担当コンサルタントがつきます。通常、講師は研修当日に初めて現場を訪れます。弊社では、担当講師がヒアリングから立ち会うことで課題を的確に掴みプログラムを作成するため、効果に大きな違いが生じます。そしてお客様への愛情は、雲泥の差があります。

すべての案件が
リモート対応可能です